
狭山茶の茶葉も、堆肥に。
枝のチップや鶏ふん、収穫後の葉などで、自家製の堆肥をつくっています。
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伐採した枝のチップや鶏ふん、収穫後に残った葉などを使って、自家製の堆肥をつくっています。狭山茶の生産者と協力し、茶工場で余った茶葉も土づくりに活用してきました。
地域で生まれる未利用資源を畑へ戻し、土の力を育てながら、化成肥料の使用量を減らす循環型の農業を目指しています。
狭山市の畑で、長ねぎを育てています。
種をまいて苗を育て、畑に植え、収穫して出荷するまで。

PLOWDの想い
母体となった落合農園は、この地で14代にわたり農業を営んできました。高齢化や後継者不足で耕す人のいなくなった農地を引き受けるため、2016年に法人化。2020年から株式会社プラウドとして事業を続けています。
地域の農地と環境、コミュニティを次の世代へつなぎ、食料の安定供給に貢献する。それが、私たちがこの土地で農業を続ける理由です。
「PLOW」は土を耕すことや、農具の鋤を表す言葉です。PLOWDには「感謝・誇り・情熱・共育」の四つの理念を込めています。
感謝 畑も農具も施設も、地域の環境も、先人の仕事の積み重ねです。残してくれたものに感謝し、よりよい形で次の世代へ引き継ぎます。
誇り 食べることは暮らしの土台です。おいしい野菜を安定して届ける仕事に責任と誇りを持ち、畑を耕します。
情熱 よい野菜を育てる努力とともに、その背景や想いを伝える努力も大切にします。食べた人が笑顔になるような仕事を目指します。
共育 仲間や地域の人、仕事に関わる人との信頼関係を育てます。互いに協力し、学びながら、農業の次の担い手とともに成長します。
長ねぎ
育てているのは、白い部分が長い根深ねぎ。日当たりと水はけのよい台地で、土づくりを重ねてきました。



ねぎは過湿が苦手なため、水はけをよくしておきます。自家製堆肥を入れ、土壌診断の結果をもとに、土の酸度や養分のバランスを整えます。
納得のいく育苗管理のため、長ねぎの苗は自社で種から育てます。ハウスで管理し、途中で葉を数回刈りそろえる「剪葉」を行い、太く丈夫な苗にします。
白い部分を長く育てられるよう、深い植え溝を掘ります。溝に肥料を入れて苗を植え、育ちに合わせて少しずつ土を戻します。
必要に応じて肥料を足し、草を取り、病気や害虫を防ぎます。強い風や雨、畑の水はけにも気を配ります。
ねぎの太さや伸び具合を見ながら、根元に土を寄せます。一度に多くかけず、生育に合わせて数回に分けて行います。
植え付けから収穫までは、早いもので約4か月、長いものでは約8か月かかります。収穫したねぎは根と葉を整えて余分な皮をむき、太さや重さ、白い部分の長さなどで選別。規格をそろえて荷造りします。
栽培にかかる期間は、季節や天候、生育状況によって変わります。
ねぎの味や育ち方は、季節によって変わります。春、初夏、夏、秋、冬。それぞれのねぎの特徴と、畑での育て方をご紹介します。
厳しく寒い冬を越え、暖かくなると柔らかく伸び始めます。
栽培の工夫花芽が出て硬くなる前に収穫できるよう、品種を選び、肥料の与え方を工夫します。
柔らかくみずみずしく、辛みも比較的穏やか。火を通しすぎずに味わいたいねぎです。
栽培の工夫早い時期に収穫するため、寒い時期の保温や花芽を抑える管理を行います。
冷ややっこや麺類の薬味に、さっぱりと。畑では、ねぎの生育に厳しい暑さが続く季節です。
栽培の工夫暑さに備え、梅雨明けまでにしっかりと育てておくことを大切にしています。
暑さが落ち着くと、ねぎが育ちやすい季節に。柔らかさとみずみずしさに、昼夜の気温差による甘みも加わります。
栽培の工夫夏の暑さや台風による傷みを抑え、秋に十分育つよう管理します。
寒さのなかで糖を蓄えます。じっくり火を通すと、とろりとした甘さを楽しめます。
栽培の工夫気温が下がると育ちが遅くなるため、秋までに十分な太さと長さに育てます。
栽培のこだわり

枝のチップや鶏ふん、収穫後の葉などで、自家製の堆肥をつくっています。
伐採した枝のチップや鶏ふん、収穫後に残った葉などを使って、自家製の堆肥をつくっています。狭山茶の生産者と協力し、茶工場で余った茶葉も土づくりに活用してきました。
地域で生まれる未利用資源を畑へ戻し、土の力を育てながら、化成肥料の使用量を減らす循環型の農業を目指しています。

作付け前に土壌診断を行い、肥料と農薬は必要に応じて適切に使います。
作付け前に土壌診断を行い、酸度や養分の状態を調べます。その結果をもとに、畑と作物に合った肥料の種類や量を決めています。
堆肥に加え、発酵汚泥肥料、蠣殻や卵殻、豚骨粉、籾殻、廃菌床などの有機質資材や緑肥作物も活用してきました。資材の役割と畑の状態を確かめ、土壌改良や養分の補給につなげます。
有機質資材だけでは調整しにくい養分は、土壌診断に基づいて化成肥料で補います。堆肥や緑肥、排水対策、ビニールマルチを組み合わせ、肥料の無駄な流亡を抑える工夫をしています。
病害虫への対策には、太陽熱による土壌消毒、輪作、防虫ネット、耐病性品種なども取り入れています。畑の状態や発生傾向を見ながら予防に努め、必要な農薬は使用時期・回数・用量・用法を守って使用します。

野菜の温度が低い時間帯に収穫し、調整や荷造りを速やかに進めます。
野菜の温度が低い時間帯に収穫し、収穫後も温度を管理。調整や荷造りを速やかに進め、鮮度を保って出荷するよう努めています。
鮮度だけでなく、旬に合った栽培計画、食味と見栄えを考えた品種選び、作物に余計な負担をかけない管理を大切にしています。栽培の過程や生産者のことを伝える「情報」も、おいしさを届けるための一つの要素だと考えています。
肥料や農薬の使用は作付けごとに記録し、必要に応じて開示できるよう栽培履歴を保存しています。誰が、どこで、どのように育てたかが伝わる情報発信に努めます。

野菜の栽培や収穫、出荷の準備に携わる仲間を募集しています。農業が初めての方も、ご相談ください。
農作業や栽培の管理、収穫・出荷のほか、営業・販売・配送・事務も。育てるところから販売まで関わります。
収穫後の野菜を整えて荷造りする仕事が中心。軽量野菜の収穫や植え付け、草取りも行います。